328. 注目特許権(2013年1月1日〜2013年1月9日に登録公報発行&1993年1月1日〜2005年12月31日出願分から抽出)

1.バイオ関係の特許権には疎かったので、次の特許権にはびっくりした。請求項3の発明の名称が「細胞」であったためである。
特許第5116971号
【出願日】平成15年10月15日(2003.10.15)
【特許権者】【識別番号】505141657【氏名又は名称】インターセル アーゲー

【請求項1】
以下の(a)〜(c)からなる群より選択される核酸配列を含む、フィブリノーゲン結合ポリペプチドをコードする単離された核酸分子:
(a)SEQ ID NO 1〜SEQ ID NO 6からなる群より選択される核酸配列と少なくとも99%が同一な核酸配列;または
(b)SEQ ID NO 1〜SEQ ID NO 6からなる群より選択される核酸配列;または
(c)(a)または(b)の核酸配列と相補的な核酸配列。
【請求項2】
請求項1に記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項3】
請求項2記載のベクターを含む、細胞。
【請求項4】
請求項1に記載の核酸分子にコードされたアミノ酸配列を含む、フィブリノーゲン結合ポリペプチド。
【請求項5】
SEQ ID NO 11〜16からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含む、フィブリノーゲン結合ポリペプチド。


2.血管の中で動作して血栓を除去する螺旋構造のメカニズムであり、大変に興味をそそられた。
特許第5116957号
【出願日】平成17年7月20日(2005.7.20)
【特許権者】【識別番号】597041828【氏名又は名称】コーディス・コーポレイション
【請求項1】
患者の体内の血管中の塞栓を捕捉する器具であって、
メッシュ材料で作られた少なくとも1つの螺旋体を有し、
前記少なくとも1つの螺旋体は、前記器具の長手方向軸線周りに螺旋状に配置された複数のターンを有し、
前記メッシュ材料には複数の細孔が設けられ、
前記細孔のサイズは、120μm以上であり、
前記複数のターンは、それぞれ最も内側のらせんラインと最も外側のらせんラインとを規定し、
血管内に配置されたとき、前記最も内側のらせんラインは前記血管の長手方向軸線におおよそ沿って整列し、
前記最も外側のらせんラインは前記血管の内壁に隣接し、
その結果、前記少なくとも1つの螺旋体は、 流体が前記器具の近位端から前記器具の遠位端まで流れることを可能にする螺旋経路を形成する、器具。


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