名称 |
ライセンス等の形態 |
特許権者の収入 |
他社による特許権侵害への対応 |
投資ファンド形成のアピールポイント |
ベンチャー企業の成長後の対処 |
タイプ1 |
独占的通常実施権の設定 |
通常の実施料率でのランニングロイヤリティと第三者からの実施料収入の一部 |
投資ファンドの資金をもとに特許権者から委託を受けた代理人が権利行使し、侵害者から回収した
損害賠償金や実施料は代理人費用を差し引き、投資ファンドと特許権者にて分配する |
ベンチャー企業の技術、事業と経営者の有望性、ライセンス付与する特許権のパワー、
特許権を行使する代理人のパワー、投資ファンドの体制の信頼性をアピールして、投資家からの投資を集めて投資ファンドを形成
する |
株式上場,特許権のライセンスを与えた企業による買収,ベンチャー企業が特許権を買取る、など |
タイプ2 |
専用実施権の設定 |
通常の実施料率でのランニングロイヤリティとイニシャルペイメントと第三者からの実施料収入の一部 |
投資ファンドの資金をもとにベンチャー企業から委託を受けた代理人が権利行使し、侵害者から回収した
損害賠償金や実施料は代理人費用を差し引き、投資ファンドとベンチャー企業にて分配する |
同上 |
株式上場,特許権のライセンスを与えた企業による買収,ベンチャー企業が特許権を買取る、など |
タイプ3 |
特許権の譲渡 |
譲渡対価のみ |
投資ファンドの資金をもとにベンチャー企業から委託を受けた代理人が権利行使し、侵害者から回収した
損害賠償金や実施料は代理人費用を差し引き、投資ファンドとベンチャー企業にて分配する |
同上 |
株式上場など |