Patent Island

２６２．地域パテントプールでハイテク特産品実現

日本経済の活性化のためには、日本の各地域がハイテク特産品を創造し、それを世界中のどの地域よりも強い競争力で製造販売することが効果的と思います。

それを実現するには、地域の各企業が保有する技術を俯瞰し、それを組み合わせて魅力あるハイテク特産品を構想し、地域の技術を統合することのできるプロデューサーが必要です。
さらには、世界中の他の地域や他の企業に模倣させないようにするために地域パテントプールを形成し、権利行使をするＩＰオフィサーも必要です。
地域パテントプールは、地域でのハイテク特産品の実現のための地域企業の役割分担と利益配分の基礎にもなります。他の地域や企業との不要なコストダウン競争を避けるとともに、その地域の特産を示す地域ブランドの確立も行います。ハイテク特産品の地域には、そのハイテクを中心とした学会の会議やフォーラムなどの催し物の誘致、工場見学の催しや、アニメーション産業と連動したハイテク特産品の宣伝なども可能となると思います。地域パテントプールに基盤を置いたハイテク特産品というものは大きな可能性を持っていると思います。