審判理由補充書(Appeal Briefの構成は、次のとおりとなる)
- Real Party in Interest
対象の特許出願の所有者の表示を記載する。
- Related Appeals and Interferences
関連する審判請求などの表示を記載する
- Status of Claims
審判請求の対象となっている特許出願において、審理対象のクレームがどのような状態(例:最終拒絶された、キャンセルされた、限定要求のため審査対象から除外されていた、許可可能とされた)であるかを簡単に説明する。
- Status of Amendments
審判請求に関連して行なわれた補正の目的、その補正が審査官に受容されたかどうか、これらの補正が審査便覧に記載の基準に適合するかどうかなどを簡単に記載する。
- Summary of The Invention
発明の概要を説明する。さらに、クレームがどのようなグループに別れていて、各グループについて審査官がどのような取扱いをしてきたかなどを、簡単に説明する。(添付資料を参照しても良い)
- Issues
拒絶原因(根拠条文をあげるというよりも、拒絶の原因となった公知文献の記載およびその解釈や、拒絶の原因となった条文の解釈など)を簡単に説明する。審査官がどのような意図で拒絶したと思われるかも記載できる。
- Grouping of Claims
拒絶原因に対応してクレームをグループ分けする。
- The Examiner's Rationale
審査官の主張してきた拒絶の論理展開を、各クレームのグループごとに説明する。
- Argument
拒絶を克服するための論理展開をする。拒絶の根拠条文とクレームグループの組み合わせ毎に行なう。
- Summary
審判請求人は、対象特許出願は特許性を持つと考えるので、審査官の処分を覆すことを望むというような決り文句を記載する。
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